痔と間違えやすい病気

大腸がん
どんな病気?

「大腸がん」とは、大腸にできるがんのことで、肛門に近い直腸とS状結腸にできるものが多くを占めています。がんが大腸壁のいちばん内側の粘膜層とその外側にある粘膜下層にとどまっている間は早期がん。しかし、そのまま放置するとがんが進行し、筋層にまでがんが及ぶと治療が難しくなります。

なぜ間違えやすい?

痔と同じように、大腸がんのときも肛門からの出血や血便が見られることから、痔と間違えやすく、初期症状を見逃しやすい疾患。同じ大腸でも肛門から離れた場所にできたがんでは、便がまだ液状のため、患部で出血があっても便と混じり合い、肉眼ではわからなくなってしまうことがあります。

一般に、痔の出血は鮮血で、大腸がんの出血は暗赤色と言われますが、がんが肛門近くにある場合は鮮血になりやすいので自己判断は危険です。とくに痔の経験が長い人では、出血が痔によるものだと思い込んでしまいがち。市販薬を使用してもなかなか症状が改善しないというケースの中に、実は直腸がんだったということも少なくありません。出血が続く場合は病院を受診しましょう。

大腸がん イメージ図

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