あなたのおしりは大丈夫!?
今すぐできるおしり負担診断
痔の発症には普段の生活習慣が大きく関わっています。ここでは、あなたに該当する生活習慣をチェックすることで、あなたのおしり負担度とその生活習慣がなぜ悪いのかを知ることができます。
あなたの生活習慣が、おしりにどのくらいの
負担をかけているのかチェックしてみましょう
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おしり負担度
低い
ふつう
高い
かなり高い
危険
あなたのおしりの負担度は低いといえそうです。したがって、このままの生活を続けていけば、痔になる可能性は低いといえます。ただし、油断は禁物です。これからも、この調子で規則正しい生活を続けましょう。
あなたのおしりは、時おり負担がかかるものの、負担度は比較的低い状態だといえます。ただし、チェックした項目の改善は必要です。このまま続けていると痔になる確率も当然高まりますのでご注意ください。
あなたは、おしりに負担がかかる生活を送っています。今の生活習慣を続けていると、痔になる可能性は高いといえるでしょう。生活習慣を見直し、まずは、チェックした項目を半分以下にまで減らすようにしてください。
あなたのおしりには、すでにかなりの負担がかかっています。今の生活習慣を続けた場合、遠くない将来、痔になる可能性は高いといえますし、すでに痔になっている可能性もあります。気になる症状が出た場合は、一度病院を受診してみましょう。
あなたのおしりの負担度は非常に高く、早急に生活習慣の見直しが必要な状態だといえます。すでに痔になっている可能性もあります。気になる症状はありませんか?チェックをかねて一度病院を受診してみるとよいでしょう。
あなたの選んだ生活習慣はなぜ悪い?
※各生活習慣をタップすると、解説が出ます。
該当する生活習慣のないあなたは、おしりに負担の少ない生活を送っているといえそうです。
- 朝食は食べない派だ
- 朝は、食事をとることによって起こる反射作用で最も便意が起こりやすい時間帯です。朝食を抜くと排便のリズムを乱し、便秘になりやすくなります。便秘になるとおしりに大きな負担がかかるので、痔になる可能性も高まってしまいます。朝食はとるようにしましょう。
- 野菜をあまりとらない
- 野菜に含まれている食物繊維はからだの中で消化吸収されず、水分を含んで便をやわらかくし、便の量を増やすことができます。野菜をとらないと食物繊維の摂取がしにくく、硬い便になって肛門に負担をかけてしまいます。野菜はしっかりとりましょう。
- ダイエットをしている
- ダイエット、中でも食事量を減らすダイエットの場合は、便のかさが増えず、なかなか便意が起こらなくなってしまいます。そうなると便秘になってしまいます。便秘は痔の大きな原因の1つです。無理なダイエットは避けるようにしましょう。
- 食事の時間が不規則だ
- ヒトが健康な生活を維持するためには、食事や睡眠といった生活のリズムがとても大切です。食事の時間が不規則になると胃腸のリズムが乱れ、便秘や下痢を起こしやすくなります。便秘や下痢は、痔の大きな原因ですので注意しましょう。
- お酒をたくさん飲む
- お酒は便をやわらかくする作用があるともいわれていますが、飲み過ぎると逆効果です。とくに飲んだ翌日下痢をするような人は、お酒を控える必要があります。下痢便はおしりに大きな負担となり、痔の原因ともなります。
- 辛いものをよく食べる
- 辛いものを食べた翌日は、排便の際、おしりがヒリヒリする経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。トウガラシなどの香辛料に含まれる辛味成分は分解されず、そのまま出てくるので、肛門を刺激して痛みや出血の原因となります。
- ストレスがたまりやすい
- 強いストレスを感じているときは、胃腸のはたらきが悪くなり、生活全体のリズムが乱れがちです。睡眠不足になって自律神経のはたらきが乱れ、それが原因で便秘や下痢になる人も少なくありません。普段からリラックスするよう心がけましょう。
- 生活が不規則だ
- 寝不足が続くなど、生活が不規則だと、食生活や排便のリズムも乱れてしまい、便秘になりやすくなる場合があります。また、体調を崩し、体力が衰えると細菌に対する抵抗力も落ちるので、痔ろうにもなりやすくなります。規則正しい生活を維持することが重要です。
- 便秘がちである
- 便秘は痔の大きな原因の1つです。便秘の硬い便を無理に排泄しようと、いきんでおしりに過度の負担をかけると、肛門のクッション部分にある静脈叢がうっ血し、内痔核(いぼ痔)になりやすくなります。また、硬い便が肛門を傷つけると裂肛(きれ痔)になります。
- よく下痢になる
- 下痢は便秘と並んで、痔の大きな原因の1つです。下痢になると、何度も水のような便が激しく肛門を通過し、肛門に大きな負担がかかります。こうした刺激で肛門が切れると裂肛(きれ痔)に、肛門のクッション部分にある静脈叢がうっ血したりすると内痔核(いぼ痔)になります。また、下痢便が肛門陰窩(いんか)に入り込んで細菌感染を起こすと痔ろうになります。
- 便秘をがまんしがちだ
- 便意をがまんすると便秘になりがち。便秘はおしりにとって大きな負担となります。逆に、便意がなくても決まった時間にトイレに入っているのも逆効果です。しっかりした便意があるときにトイレに行くようにしましょう。
- トイレでは長居するほうだ
- トイレでの長居はおしりによくありません。肛門に力が入って肛門のうっ血をまねくことになります。無理にすべて出そうとせずにトイレは3〜5分と決めて、時間が来たら切り上げるようにしましょう。
- お風呂はシャワー派だ
- 入浴は、湯船に入るようにしましょう。肛門の清潔を保つだけでなく、全身の血行が良くなり、新陳代謝が高まります。ぬるめのお湯でじっくり入るのがポイントです。半身浴でもかまいません。痔核(いぼ痔)の原因となる肛門のクッション部分にある静脈叢のうっ血も解消されます。
- 同じ姿勢でいることが多い
- 同じ姿勢を続けて下半身の血行が悪くなると、肛門がうっ血して痔になりやすくなります。しばらく同じ姿勢が続いたときは、ときどき姿勢を変えたり、軽い体操をしたりして肛門の滞った血行を良くしてあげるようにしましょう。
- 最近、運動不足だ
- あまり体を動かしていないと、おしりの血行も滞り、痔になる可能性も高まります。運動は新陳代謝を活発にして、全身の血行を良くしてくれます。また、便秘の解消にも役立ちます。おしりのためにも、ウォーキングやジョギングなどの適度な運動が必要です。
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- この記事の監修医師
- 岩垂 純一先生
- 黒川 彰夫先生
- 佐原 力三郎先生